「何度も不思議な
 木ですから!

 何度も!

 不思議な!

 花が!!」



脂汗のファウンテンと化した
中年男性がメガホン片手に
絶叫するかたわらで
その不思議な木とやらが
それはもう何度も何度も
踊りくねっては踊りくねる
仮想某国の朝ですが、
ぼんやりしていると
時が飛びますあぶない!

(キキーッ)


(ドーン)


(的な)