今やもう、
世間の西でも東でも
若い人たちは道端で

「つ」

って言いながら
借りてたCDとかマンガとかを
手渡ししあってるのだろうと思います。


ですから
はるかモンゴルの空の下、
1年ぶりに帰ってくる幼なじみが
2キロ離れた丘の中腹から
ちぎれんばかりに
手をふる姿を眺めながら
口のなかで小さく

「ノシ」

とつぶやく
内気な遊牧民の少女を
私が仕事の最中に
想像したとしても
それは集合無意識です。


あと、
未舗装の田舎道で
ディーゼルバスを
全力疾走で追いかけながら

「のしーー! のしーーっ!!」

って叫び続ける
旧型セーラーのお下げ女学生も
あわせて幻視しましたので、
バスの中ではもちろん
都会へ旅立つ学ラン少年が
「のしーー! のしーーっ!!」
と叫んでますので



つ▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼




ボーナスが出ました!
びっくりしました。

スズメのモモ肉ぐらいのボリュームで出ました。
嬉しかったです。


太平洋戦争末期の南洋で、
米軍機の集中爆撃を食らって
航行能力を失い
あてどなく漂流を続ける軍艦で
お昼ごはんに寿司が出た。

たとえるなら
そんな感じでした。


戦艦武蔵の最期(渡辺清著)」っていう
酸鼻きわまる小説を子供のころに
読んだんですけど、なんかね、
「戦争が終わったら故郷に帰って牧場を
やるんだ」って夢を語る戦友の場面があって、
その戦友は翌日の戦闘で死んじゃうんですよ。
いわゆる「死亡フラグ」というものに
はじめて接した読書体験でした。


じゃ、そろそろ夢を語



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