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せまいせまい世間のあのあたり、
つまりはネットの片隅で、
「ナンシー小関」さんという方が
けしごむ版画とTVエッセイで有名な
故・ナンシー関さんの
作風を表層的に模倣した作品を
パソコンを使った安直な手法で量産し、
しまいにゃ本まで出しちゃって
ポジティブ方向にもネガティブ方向にも
大々ブレイク中!
http://mixi.jp/view_community.pl?id=356546
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/screammachine/20060617%23p2
…という
噂を小耳にはさんだ寝不足のわたくしは
それなら
小むらけんじ(略称:小むけん)というのは
どうでしょうかと思い、
つまり
たむらけんじさんをリスペクトする
獅子頭にグラサンのふんどし男が
ルサンチマンをスパークさせながら
「ナンシー小関しね!
イナバ物置の社員100人に乗られて
しね!
『1人の上に100人乗るって
どんなボリショイサーカスやねん』て
思いながらしね!」
「チョコの匂いのする消しゴム
モリモリ食いすぎてしね!
『こんなにいい匂いなのにー』とか
小学生みたいなこと言いながらしね!」
「てゆうかもう
フツーにむっちゃ太ってしね!
『フォアグラ大好きでニャー』とか
語尾だけ間違ったデブキャラになって
大衆に愛されてしね!」
(腹にマジックで「俺様のつもり」)(←リスペクト)
とか
インドでわしも考えた。
すいませんでした。
オリジナリティというのは、自分にとっては
基本的人権とか自由意志のように
ほんとはそんなものないんだけど
なるべく「ある」ことにしておいてほしい、
でないと、すごく、こまる。
というものの一つなのですが、
世間の人はかなりの割合で
そんなこと気にしちゃいないというのが
シビアな現実なのですね。
そういった現実とも向き合いつつ
オリジナリティという幻を追い続け、
あわよくばそれでごはんを食べたいです。
生き延びたーい!
ちゃ〜