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twnovel参加:機械と肉
- 「ねえ機械」 「なんだい肉」 「さっきからどんどんネジが取れて落っこちてるけど」 「ああ、冬ネジの抜けかわる時期だから…」「真夏に?」 「機械に季節とか関係ないんだよ!」 「暑いからイライラしてんの?」 「もっとネジのことを聞いてくれ」 「それ鉄?」
- 「ねえ機械」 「なんだい肉」 「この瓶のフタ開けて」 「機械として拒否する理由が5000くらいあるから、いまから順に言うね!」「機械なんだからもっと生産性のある事しようよ」 「ピラミッド建造は手伝わないよ! 先に言っとくけど!」 「いいからフタをあけろ」
- 「ねえ機械」 「なんだい肉」 「電池好き?」 「ヤギに紙が好きかって聞くようなもんだよ、それ」 「さっきから何食ってんの? 草?」「バランだよバラン! 弁当にはさむやつ! 合成ポリマーしか食わないんだよ機械だから!」
- 「ねえ機械」 「なんだい肉」 「この瓶のふた開けて」 「レーザー使ってもいい?」 「そんなに精密に測定しなくていい」 「じゃあ火薬使ってもいい?」「この棒と踏み台なら使ってもいいよ」 「精度が…」 「錆びろ」
- 「ねえ機械」 「なんだい肉」 「蚊をどうにかして…」 「血を吸われてくやしいなら食っちゃえばいいじゃん」「チョロQを咀嚼しながら言われると、なんかそういうものかなという気がしてくる」
- 「ねえ機械」 「なんだい肉」 「この瓶のふた開けて」 「開けるには約80000の手順が必要です。冷蔵庫に入れるだけなら3つの手順で済みます」「開けてくれるのかくれないのか、イエスかノーで答えろ」 「(開いたり閉じたりする動作)」
- 「ところでさあ、機械」 「いやそれは違うよ、肉」 「まだなんにも言ってないよ」 「顔に書いてあるよ」「そう言いながらひとの顔に0と1をたくさん書くのはやめろ」
- 「ねえ機械」 「なんだい肉」 「この瓶のふた開けて」 「この空っぽの瓶の?」 「機械には見えないものが入っています」 「ああ、友情とか?」「いや、霊」 「霊?」 「霊」 「霊?」 「オウム返しスイッチは切れ」
- 「ねえ機械」 「なんだい肉」 「人間はなんで死んじゃうんだろうね……」「人間って部品がぜんぶハメ殺しだから、いうなればハナっから死んでるってことだよね!」 「錆びてるわー」 「ホメ殺しはやめろ!」 「えっ?」
- 「ねえ機械」 「わたしはお前のお母さんですよ、肉」 「いや違うだろ」 「いやほんとに産んだんだって。そういう機械なんだって」「でもお前を組み立てた記憶あるよ?」 「さあここで時刻表トリックの出番です」
- 「ねえ機械」 「なんだい肉」 「機械は何個モーター入ってんの?」 「まずお前に入ってる軟骨の数をおしえてくれ」 「154個」「まあ出まかせだろうけど、機械は即答に弱いのでごほうびを上げましょう」 「いや、モーターはいらないから」
- 「ねえ機械」 「なんだい肉」 「この瓶のふた開けて」 「0.01秒で開けて0.01秒で閉めるから、その間に願い事を素早く3回繰り返すんだぜ!いいな!」 「『しねしねしね』みたいな?」 「機械は死なない」
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twnovel参加:幻獣租界
- 【幻獣租界】 屋台の軒先にずらりと吊るされ売られている、半身に切られた半実体のなにかの中に、誰もがかならず知り合いに似た顔を見つけられるという。食べ方を聞き出せた者はまだいない。
- 【幻獣租界】 冷房に惹かれて通勤列車に迷い込む風物詩、見えない絆をたちまち張りめぐらせ、おなじ車両内の乗客がみな空腹を共有する羽目に。いくつか先の停車駅で、開いたドアから巨大な握り飯が車内に転がり込む。
- 【幻獣租界】 きょうの歩道橋は5本だが、慣れた通行人たちはいちばん毛深いものを選んで渡る。それ以外は本体の排泄物などで出来ている。くすぐったがりな歩道橋のくすくす笑いは夕方まで響く。
- 【幻獣租界】 新任の巡査に早くも顔がない。上司は緑のホワイトボードマーカーを手渡しながら、昔はニワトリの血を使ったんだぞと笑う。左手で描けと言われて巡査の困惑は深まるばかり。いずれにしても帰宅までの辛抱だ。半年もすればどこまでが上司のいたずらだったかも判る。
- 【幻獣租界】 がたごとと鳴る暗渠の蓋を踏んで歩くと、猛暑と極寒の縞模様、それぞれがコンクリートの板一つ分の厚みで延々と連なり、暑い場所でだけ頭に響く蝉の声。寒いところでは何かが何かを知らせようとしている。歩調を早めるほど、その言葉が明瞭になることに気付く。
- 【幻獣租界】 電線の網のすぐ上を轟音とともに通り過ぎながら着陸態勢に入る旅客機。目をこらせば、雲の色をした羽のある生き物たちが屋根の上からいっせいに飛びつき、金属の腹にはりつくのが見えるはずだ。そのまま空港までくっついて行き、二割ほどは観光客のみやげになる。
- 【幻獣租界】 伸びた背筋でバスを待つ水棲哺乳類の一団。ようやく着いた一両のドアが開くと、車内にはぴかぴかの鰯が詰まっている。一同はそれを無視して立ち続け、バスはやがて苛立たしげに走り去る。一匹が携帯電話を取り出し、当局に一報する。この手の詐欺が後を絶たない。
- 【担当者を幻獣注意】
- 【戸締りは幻獣に】
- 【幻獣租界】 案の定、ビルのうろこは人間の爪とおなじ組織で出来ており、管理人は寒気におそわれながら地下室へ急ぐ。コラーゲンの巨塊の脇で店子のネイルアーティストが言い訳がましい顔を見せ、「ツタのようなものと思ってもらえれば……」「事前に言ってくださいよ」
- 【幻獣租界】 ショーウィンドウの中身がしょっちゅう喰われてしまう。ならば生きたマネキンをと、なんにでも化けられることを条件にバイトを募集し、面接までしてスキルを確かめたのに、いざ雇ってみたら夜行性で、昼間は妙な毛のかたまりが隅っこに丸まっているばかり。
- 【幻獣租界】 「…手の生えてない奴ないですか?」と生け簀の向こうの料理人に訊く観光客。手がいちばん美味しいんですよと答えるかわりに、この手の客むけの一番無難なやつを取り出してくれるが、「目が…」「まあちょっと変なところについてますけど」「いや、数が…」
- 【幻獣租界】 ホームの屋根にあれやこれやの巣がつくられないよう、駅員たちは工夫をこらす。あらゆる方向に飛びだした棘が利用客に多大な不便を強いるが、世界で唯一の生きた駅の健康のためにご協力ください、と駅員たちは頭を下げる。この駅、火にはめっぽう強い。
- 【幻獣租界】 この地区を通る電車のうち、4両だけが生きている。問題は、誰も乗ろうとしないこと。草食性でおとなしく、従順なのだが、はらわたに乗客が入る形なので、蠕動でみんな酔ってしまう。条例の関係で解雇もできず、悩みの種になっている。
- 【幻獣租界】 酔って深夜の商店街を歩く。さわれないものが乱舞するこの時間の活況は百鬼夜行そのものだが、もう慣れてしまったのか、驚きはない。そう思っていると呼びとめられて、人の驚きを餌にするものが後頭部に吸いついていることを知らされる。
- 【幻獣租界】 半透明の大蛇が肩の上にとぐろを巻いて、顔だちがぼやかされている娘たち。涼しげな装いでティッシュを配る彼女らが他のなにかを売っているという噂を信じ、果敢に交渉に挑む男たち。蛇の謎かけにみな敗れ、その後なぜか密かに病院へ通うのだとか。
- 【幻獣租界】 夜半に焼け落ちた料理店、翌日からは幽霊店として営業を継続。半透明の店に半透明の客が列をつくるが、半年後に食中毒で営業停止。違法営業の幽霊店としてさらに半年栄えたが、ある日忽然と消え失せた。錆びた大鍋を突き抜いて、若木が朝日を浴びていた。
- 【幻獣租界】 かごに山盛りで店先に並ぶ、さまざまな形の電子部品と白い骨。適切に組み合わせれば半透明の肉をまとい、簡単な家事などをこなしてくれる。不適切だと、半笑いでぶしつけな踊りをいつまでも踊り続ける。どちらの目的でも買う客がいる。
- 【幻獣租界】 その古書店では、全文検索ができるという。紙より薄い半透明の生き物に求める文を筆書すると、店内のすべての本のすべての頁の間を通りぬけ、発見したら印としてその頁に小さな孔をあけて戻る。そう説明して店主は茶をすすり、「まあ、つまり、紙魚だな」
- 【幻獣租界】 ピイと鳴く地下生物が駅前の歩道に大繁殖。タイル舗装の幾何学模様の踏む場所によって違う音階の声がして、通勤客が急ぎ足で奏でるメロディの競いあいがヒートアップする一方で、深夜、半透明の影がひとり踏む「とおりゃんせ」を聴いたものはまだいない。
- 【幻獣租界】 いつの間にか会社の裏口に設置されていた鼻紋認証! 乗っ取りは騒々しく進行し、ある朝出社すると全ての机に毛が生えている。業務内容に変化はないが、取引相手がどんどん毛深くなる。半透明の社員たちは新社長を煮る大鍋をひそかに調達し、反撃の機会を伺う。
- 【幻獣租界】 かまきりの腕をもつ長身の女が、半透明の機械を捕食する。昼間ならばどちらの正体も拍子抜けするようなものだが、深夜、コンビニ帰りの中年男の足を止めるには充分な光景だ。いたずらのつもりか、別な半透明のなにかが後ろから男の両目をぺたりとふさぐ。
- 【幻獣租界】 炎天続きのなか、半透明の植物ばかりがすくすく育ち、バスターミナルをゆらめくジャングルに変える。足のあるバスはおびえて近寄らず、タイヤは見えない棘でパンクする。改造クラゲの代用バスは離陸の直後に落雷を食らい、幹線道を激流に変える豪雨が始まった。
- 【幻獣租界】 豪雨はすでに一週間。赤い傘をさした石像の一団が丸木舟に乗り、濁流の幹線道をしずしずと下る。バスである。柄杓をもった手が水面から現われ、舟に溜まった水をくみ出す。運転手である。鳥居をくぐれば、晴れている。白煙と共に地蔵たちは宇宙へ飛び立ってゆく。
- 【幻獣租界】 観光バスとして運用されているゾウの一頭に擬態が発覚し、三体の羽根のある生物に分離して飛び去った時には動じなかった民衆も、横断歩道が白い全身タイツの大学生で出来ていたのには憤然とし、投石もし、市民のバランス感覚というものを示したのだという。
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- 「皆様こんにちは 徹子の脳でございます」 (タンクに浮かぶ) ( 2052 年)
- 「皆様こんにちは 徹子のクローンでございます」 (5人でハモる) ( 2113 年)
- 「皆様こんにちは 現在地上を支配する昆虫がたわむれに再生した徹子の残留記憶でございます」 ( 20002 年)
- 悩める人々をガルウィングで咀嚼するカーに乗っていたユーが
- ガルウィングでトリュフを掘るカーを駆るユーが
- ガルウィングで必死に飛ぼうとするカーが
- ガルウィングでスクラッチくじを無心に削り続けるカーが
- ガルウィングにも腋臭があると主張しつづけたユーが
- ガルウィングに通勤社員を押し込む駅員が
- 「近海モノのもぐら」という説明とともにカウンター上に登場した生物の姿に大パニックの店内 しかもイキがいい! めっぽうイキがいい! (きゅっ、きゅっという鳴き声)
- 「注文の多い料理店もの」というミステリの新ジャンルに続々参入する作家たち 電子レンジの登場頻度の高さが飽きられる原因に (きゅっ、きゅっという鳴き声)
- 傲慢な外国人力士よりも礼儀ただしい宇宙人力士、それはもはや歴史の必然 (きゅっ、きゅっという鳴き声)
- てぶくろを買いにでかけて第4胃を買ってくるという従来の流れがオート三輪の登場によって一変した (きゅっ、きゅっという鳴き声)
- どうぶつえんから逃げ出して、もぐらは5キロ掘りました
- すもう部屋から逃げ出して、ひろしは5升飲みました
- やきゅう小屋から逃げ出して、つよしは5円吐きました
- 与えよう! * ロボジャナイコレ *
- [ ロボジャナイコレ ] 4本足でニャーと鳴く無脊椎動物
- [ロボジャナイコレ] 長靴を履いた蛸
- [ロボジャナイコレ] ナタデココを針金でつなぎあわせたもの
- [ロボジャナイコレ] イボコロリでremoveできた人面痣
- [ロボジャナイコレ] 連凧
- [ロボジャナイコレ] はいじんのおじいちゃん
- [ ロボジャナイコレ ] 500 ヘクタールの荒れた土地
- [ ロボジャナイコレ ] コイケヤ ホムンクルス
- 人と bot の間に生まれたのは、かわいい仔猫でした。 人と bot の間にかわいい仔猫しか生まれませんでした。 ものすごくかわいい仔猫がものすごくたくさん人と bot の間に生まれつづけました。
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- 「さむい夜だから 時々、納屋を焼くんです」 「はい」
- 「それで僕も風をあつめて 時々、納屋を焼くんです」 「ええ」
- 「むかし隣のきれいなお姉さんが 時々、納屋を焼くんです」 「 OH 」
- 「大阪で生まれた女やさかい 時々、納屋を焼くんです」 「わかったよ父さん」
- (間違えてる! 歌詞まちがえてる!)
- 「こなぁーーーーーゆきぃーーーー ねぇ 時々、納屋を焼くんです」 「ええよ」
- 虫歯の子どもの休肝日 バットを闇雲に振り回す サイレンだ 工場のサイレンだ 警察ではない 回転灯だ 工場の回転灯だ 警察ではない
- 「これが新月の状態の月餅だ」 口をもぐもぐさせながらなにも載っていない手のひらをさし出す白衣の男
- 高度な文明は重度の役立たずを量産する( 100 円クリシェ)
- 夜通し曳光弾で語り合う 暗号 リズム 表意文字
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- ぐりには13本の眼柄、ぐらには18本の眼柄があり、この数の違いがストーリーのカギになるわけですね
- どちらの数が種族として正しいのかが読者には最後まで明かされないため、両者のやりとりはなぞめいたものになるのですね
- 彼らが調理した巨大な卵は有精卵であり、すでに孵化を間近にひかえた同種の卵があることを知らされた2匹は、誕生を断固阻止するべく卵を探す旅へ出る事を余儀なくされるのですね
- コドモを迎えに行った保育園、ランダムにたわむれる園児たちがとつぜん同じ方角を向いて騒ぎだし、視線の先を見上げると、一筋の飛行機雲。
- スラッシュ記号の角度で空を横切っていた飛行機雲は、上空の速い気流にみるみる吹き流され、機影が建物の向こうに消えるころにはバックスラッシュの形になって、それもたちまち消えてしまいました。
- クリスマスも近づく今、この形のクッキー型が欲しい。 すごく欲しい。 http://tinyurl.com/ywspbk
- あなたの風邪菌はどんな顔をしていますか
- 「あなたの風邪には、沼!(投げ込む)」
- 「あなたの風邪には、海老!(食わせる)」
- インフルエンザに戦術核。クールでモダン。
- 身体は風邪をひき、心ははしかに罹り、魂はひどい水虫だった。 16歳だった。 (偽記憶)
- あなたがわたしにくれたもの フリマで見つけた不発弾
- あなたがわたしにくれたもの 人魚の剥製の尻尾だけ
- あなたがわたしにくれたもの ド素人が復顔した頭蓋骨
- あなたがわたしにくれたもの 人の形の塩柱
- あなたがわたしにくれたもの 溶けて固まった金属塊
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- 「お嬢ちゃんいくつ?」 「235871354138731541.86714153」 「それ、なにの数?」
- 「お嬢ちゃんいくつ?」 「(電子音)」 「周波数で…うん…」
- 「お嬢ちゃんいくつ?」 「(嘔吐)」 「コーンの数で…ああ…」
- 「お嬢ちゃんいくつ?」 「32歳」 「すいません ほんとすいません」
- 「お嬢ちゃんいくつ?」 「(無言で3人に分裂)」 「じゃあ……右の人から順に」
- 「お嬢ちゃんいくつ?」 「(手を差し出すが、指がぼやけて数えられない)」 「数えられない」
- 「お嬢ちゃんいくつ?」 「眼は3つ」 「それは…わかります わかります」
- 「お嬢ちゃんいくつ?」 「まず自分が誰なのかが思い出せない」 「あなたはお嬢ちゃんですよ(なだめるような笑みで)」
- 「(電子音)」 「3.5」 「(電子音)」
- 「(嘔吐)」 「(嘔吐)」 「(嘔吐)」
- 「お嬢ちゃんいくつ?」 「阪神のマジック数を?」 「なぜ字幕調で?」
- 「お嬢ちゃんいくつ?」 「いままでに(略)パンの数を?」 「略?」
- 「お嬢ちゃんいくつ?」 「いくつに見える?」 「見えない っていうか見えない おぁぁ(号泣)」
- 「お嬢ちゃんいくつ?」 「(奇声)」 「わかる。リアルに共感できる」
- 「お嬢ちゃんいくつ?」 「俺か…」 「いえ」
- 「お嬢ちゃんいくつ?」 「あれをごらん(指さし)」 「街角で有名人を指さしちゃダメ!」
- 「お嬢ちゃんいくつ?」 「(発光)」 「うわっ人生が塗り替わる」
- 「お嬢ちゃんいくつ?」 「イタコに歳を訊くんですかあなたは」 「あっ…えっ…そこで素に?」
- 「お嬢ちゃんいくつ?」 「大さじ3杯ー!」 「あっ、訊いてから気がついたけどあなたは平野レミでした」
- 「お嬢ちゃんいくつ?」 「娘は5個。息子は7個です」 「みたところあなたは犬のようですが」
- 「お嬢ちゃんいくつ?」 「3㌧」 「整数である点は評価できる」
- 「お嬢ちゃんいくつ?」 「(大砲を発射)」 「そういう音楽があってもいい」
- 「お嬢ちゃんいくつ?」 「(衣装がメカニカルに展開しつつ明滅)」 「あっ、すいませんリハーサル中でしたね」
- 「お嬢ちゃんいくつ?」 「うわっ、犬に道きかれた!?」 「まったく違うが、それでもいいです」
- 「お嬢ちゃんいくつ?」 「朝からずっと飛行機雲を数えていたけれど、数えた瞬間にそれらはみな空から忽然と消えてしまい、ただジェットエンジンの音だけがいつまでも頭のなかに轟いているのです」 「そうですね」
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- サブウェイは20年前に一度食べたきりです 当時は電車の形をした皮にあんこが入ったものでした
- そのころのモスは蚕が羽化したあとに残る白い繭にあんこを詰めたものでした
- マックはつぶあんでした
- ロッテリアはシンディ・ローパーでした(ねむい)
- お堂の内部にずらりと並んでいたのは500体の木彫りの猿、いわゆる「働かざる」であり、ひとつとして同じポーズのものはなく、いずれもその姿態によって労働の放棄を雄弁に表明していたのだといいます
- 通り抜けようとすると「きゅっ」と締まる非常口です 「・・・ここどこ?」
- 食べようとすると「きゅっ」と逃げる寿司です (かわいい)
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- メガデモ: 100万匹の猿にワープロを打たせ、決められた時間内でいかに多くの顔文字が出るかを競う
- メガデモ: 100万匹のかたつむりを床に這わせ、だれか知り合いの顔の形に並ぶのを待つ
- メガデモ: 100万人が町工場の屋根に載り、「戦争反対」のシュプレヒコールを叫ぶ間もなく工場崩壊 (以後流れ解散)
- Google検索: 暮らしのハック
- これは あなたのハックです すぐには役に立たないように見えても やがて こころの底ふかく沈んで いつか あなたの暮し方を変えてしまう そんなふうな これは あなたの暮しのハックです
- 「1の代理母です」 「千の風です」 「億の借金です」 「村田兆治です」 さあ、麻雀だ!!
- 「パンダしか念写できない」とずっと悩んでいた叔母が「パンダじゃなくてこれドクロだよと指摘され、パアッと、もう、霧が晴れたみたいな笑顔
- (つづき)しかし実際に念写されていたのは米空軍基地に秘匿された地球外GUYのデスマスクであったため、
- ホンダのロボが地雷原の村にウルルン滞在、スペアボディを使いはたして涙の別れ。ロボは下條アトムが神経リンクで遠隔操作していたが、ネットではなぜかそのことに言及する人間は見当たらなかった
- コドモがテレビのリモコンをがじがじ齧るポーズと表情が、ゴヤの「我が子を食らうサトゥルヌス」と完全におんなじでした
- なぜなら、いつだって、地球人になりすました宇宙人よりも、宇宙人になりすました地底人の方が多いのだから。